日本の海洋プラごみでフライトタグを開発 オーシャンクラスがANAと協業

2026/01/27 10:59 更新NEW!


「航空機や旅を象徴するアイテム」としてフライトタグを開発

 日本の海岸に漂着したプラスチックごみを再資源化し、循環させる取り組みをしているオーシャンクラス(神奈川県川崎市)は、全日本空輸(ANA)と協業して、海洋プラスチックごみを原料の一部に使った「ANAアップサイクルドフライトタグ」(税抜き2400円)を開発した。1月27日に公式通販サイト「ANAショッピングAスタイル」で発売する。

 商品に使った素材「オーシャンスレッド」は、日本各地の海岸で回収されたプラスチックごみを再資源化した、オーシャンクラスの素材ブランド。同社はプラスチックごみをリサイクル処理施設で破砕、洗浄、溶融してペレット化し、その保管や物流まで含めたプロセスを構築・管理している。

ANA社員が実施した石垣島でのビーチクリーン活動で回収したペットボトルなどもフライトタグの原料の一部として活用された

 オーシャンスレッドの原料構成は、樹脂段階で海洋プラスチックごみが約25%、日本国内で回収された使用済みペットボトルが約75%の割合。フライトタグの原材料の一部には、ANAの社員が沖縄・石垣島で実施したビーチクリーン活動で回収したペットボトルや、石垣空港に到着した機内で回収したペットボトルも活用した。オーシャンスレッドを用いた一般向けの商品は今回が初めて。

 ANAは「フライトタグは、グループ社員の『石垣島の海を守りたい』という思いから生まれた」とし、「フライトタグを通じて海や環境について考え、未来に向けたアクションにつなげていきたい」とコメントした。今後についてオーシャンクラスの中村洋太郎代表取締役は、「ANAとの協業で空港、機内、旅行の場面におけるサステイナブルプロダクトの可能性を広げていく予定」という。

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