梅田のエスト4~10月 「独自MD」貢献で売り上げ微増

2018/11/29 06:27 更新


 JR西日本大阪開発が運営する大阪・梅田のエストの4~10月売上高は前年同期比微増、入店客数4.7%増で、17年度に続き増収で推移した。特に地域では同施設だけのテナントである「独自MD」が伸ばしているのが特徴だ。

 上期(4~9月)は地震や台風による休館もあり、売上高は1.4%減となったが、入店客数は4%増と伸ばした。強化しているコスメや雑貨が入店客数増に結びついた。また、「ミルクフェド」「ウサギプゥトワ・アッシュ・ペー・フランス」「グレンチ」「RNAメディア」「ロキ」が2ケタ増、今春に導入した「エイミーイストワール」などを含めた大阪や梅田ではエストだけの店舗は好調だ。

 10月は売上高8.5%増、入店客数9.1%増の高い伸び。独自MDが引き続き好調なほか、関西初のコスメ店「イニスフリー」などの新店導入が押し上げた。11月も増収を見込んでいる。今後も20~30代前半を対象にした同施設だけのテナント導入を重視している。



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