天王寺ミオ、3月の改装が成果 客層広がり売り上げ増

2018/06/12 06:27 更新


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 天王寺SC開発が運営する天王寺ミオは今年3月の大規模リニューアルが功を奏し、売り上げを伸ばしている。特に新しい飲食・食物販ゾーンの開設により、客層を広げ、客数を増やす効果が表れている。今後新規客をいかに顧客化していくかが課題としている。

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 3月のリニューアルは本館がファッションをより強化、プラザ館は飲食・食物販「ミオえきッチン」の新設、「ニトリエクスプレス」など利便性のあるライフスタイル型店舗の拡充が主な内容。ファミリー、男性などこれまで来館していなかった客層の拡大を狙いとした。

 4月の全館売り上げは前年同期比3.4%増。狙い通りレジ客数は7%増となり、婦人服売り上げも3.9%増と伸びた。昨年より休日が1日少ない5月も全館売り上げが3.2%増、レジ客数も6.2%増だった。

 プラザ館中2階のミオえきッチンは「想像以上に集客しており、100席のスペースは常ににぎわっている」状況。特に台湾ティー専門店「ゴンチャ」の集客力が目立つ。もともとはアパレルなど物販が13店あったのを6店として開いた飲食・食物販ゾーンだが、フロア全体の売り上げは前年を上回っている。ニトリエクスプレスは爆発的売り上げではないとするが、客層拡大、集客で効果を上げている。

 本館は20~30代OL向けの2階が好調。リニューアルした「ストロベリーフィールズ」「ダイアナ」のほか、新規オープンの「フルーツギャザリング」「ミラオーウェン」が好調。ヤングカジュアルの6階もリニューアルした「エチュードハウス」「へザー」などが伸ばしている。

 新規客の顧客化に向けては、カード会員化に力を入れる。全館に占める会員の売り上げ構成比が60%と高いためだ。メールだけでは伝わりにくいとして、SNSの活用、FMラジオでのスポットCM、雑誌やテレビのパブリシティーなど様々な方法を取る。

 また、商圏内にある大学などとの産学連携も地道に続けていく。

終日にぎわっている「ミオえきッチン」

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