スタイレム瀧定大阪は、展示会「日本をつなぐ展」を開いた。ジャージーを扱う二つの課が、国内のカットソー縫製工場などと協業したものだ。ジャージーの生地や製品は地産地消の傾向が強いことから、アパレルに縫製工場を紹介し、マッチングする狙いがある。顧客の幅を広げ、縫製工場の繁閑差対策にも役立てる。
(三冨裕騎)
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「生地営業マンとして縫製工場背景を理解することは、これから求められる」として、パートナーシップを強化し、将来的には海外ブランドのOEM(相手先ブランドによる生産)受注も視野に入れている。
参加企業は、ANUZIK(アヌジック)、エイコー商事、東京ピオ、二宮の4社。スタイレム瀧定大阪の国内倉庫にある在庫生地を使い、各社が製品サンプルを披露した。今後も定期的に開催し、参加企業数を増やしていく考えだ。