店長が選ぶ、「スタッフを育てるのが上手い店長」④

2018/07/07 06:30 更新


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 繊研新聞社は全国の店長50人にアンケートを実施、店長が一目置く店長の名前と理由を挙げてもらいました。

 推薦理由に多かった一つが、「スタッフを育てるのが上手」な店長。新人や他店からの異動が多い春に際して、実際に推薦された教育上手な店長に、ノウハウや心掛けを聞きました。

《推薦人④》 新宿店店長・伊藤俊介さん
販売力に優れている。特に観察力が鋭く、お客様のこだわりや好きな色を予想し、考えや気持ちの動きを受け取ることができる。部下育成もうまく、優秀なスタッフを輩出している。

「ルイス」船橋店ショップマネージャー 福田洋平さん

熱い背中見せ、考えさせる教育

 新人がいる店をうまく運営する上で最も重要と考えているのは、仕事に対する自身の熱量。店の質を上げるため、まず自分が最大限まで熱量を高めること。その背中を見て、スタッフはついてきてくれます。

ブランド内でも異例の約4年間で3人の店長を輩出した福田さん(右)

 07年に入社し、12年に店長に昇格しました。早くから子供に恵まれ目指したのは、一家の主のような店長です。スタッフの小さな変化も敏感に感じ取れるように気を配り、オンオフ関係なく部下のことを考えています。

 教育方針は、一人ひとりの個性を見極め、各人の長所を伸ばすこと。弱みは認知こそさせますが、無理に直させようと追及はしません。

 新人教育では、検品やレジ打ちなどの基本作業は丁寧に教えますが、接客は1カ月間何も教えず、個人のやり方に任せています。お客様にとっては、店長も新人も関係ない。最後は私が責任を取るから、「自分で考えて動いてね」と声をかけています。初めから型にはめるのは良くない。自ら考え、動くことが大事だと考えています。

課題を与え、自ら考える環境を

 指導に戸惑う新人がいた場合は、最も尊敬できる先輩を徹底的にまねしてごらんと、伝えています。続けるうちに、少しずつ個人の接客スタイルが確立していきます。接客に慣れた後は、課題を与え、自ら考える環境を作るようにしています。


 例えば、スタッフの1日当たりの平均販売額を下回る新人には、客数、客単価を構成する接客回数やセット率など、どこを伸ばせば平均まで上がるのかを考えさせます。店の平均まで達する頃には顧客ができ、個人予算が取れるスタッフに育ちます。

(繊研新聞 2018/03/26日付を再編集)


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