エスティーカンパニー 顧客との信頼関係を築く社員の販売姿勢

2023/10/13 08:00 更新有料会員限定


「ハイク」は買い付けを増やしバリエーションを見せる

 「洋服屋は夢を作っていかないと務まらない」。そう話すのは、群馬県桐生市でセレクトショップ「エスティーカンパニー」を運営するエスティーカンパニーの環敏夫社長だ。23年7月期の売上高は、長く続けていた販売代行をやめた影響で前期比10%減ったが、100%買い取りで運営する桐生店と高崎店はともに10%増だった。

(須田渉美)

 23年春夏も桐生店は前年同期比で約20%の増収。「ハイク」「ダブレット」「グラフペーパー」「フィーニー」など店の顔となるブランドが順調で、昨年から扱うメンズの「シュタイン」「ビスビム」が新規客を取り込んで底上げした。強みは、地域の顧客と信頼関係を築く社員の意識の高さだ。何度も店に足を運びたくなる接客、仕入れた服を責任を持って売る姿勢が支持されている。

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