そごう・西武 オリジナル「ブリングTシャツ」を販売

2019/05/01 06:26 更新


 そごう・西武は、再生ポリエステルを用いた「ブリングTシャツ」のオリジナルデザイン商品を西武池袋本店、渋谷店とそごう横浜店、千葉店、大宮店で7日から販売する。

 ブリングTシャツは、日本環境設計が取り組む衣料品回収プロジェクト「ブリング」で再生したポリエステルを使ったTシャツ。そごう・西武の自主編集売り場キートゥースタイルとブロウケッジで扱うブランドのクリエイターのデザインをプリントして販売する。

 参加ブランドは「ミュラーオブヨシオクボ」「ミュベール」「メゾンミハラヤスヒロ」など七つ。それぞれのデザイナーがサステイナブル(持続可能な)や環境問題について独自に解釈したメッセージが込められている。税込み1万800円でサイズはレディスXSとメンズM、L。

 クラウドファンディングサイト「マチヤ」で6日まで先行して注文を受け付けている。マチヤ限定でグレー地が選べるほか、サイズもXS~Lまでの4サイズから選べる。店頭のほかにも接点を増やすことで新たな顧客層も取り込む狙い。

 「(環境問題を)意識はしているが具体的に何をすればいいのかわからないという声がブランド側からも消費者からも多かった」(そごう・西武)として、「橋渡し役になると同時に、気軽に環境問題の改善に協力する第一歩になれば」と話す。

 今後、秋ごろにも第2弾を販売する予定で、店頭で古着を回収することも検討するなど、取り組みを広げる。

ブランドごとに独自に環境問題を解釈してデザインに落とし込んでいる


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