シップス　商品力を高めて収益性向上　新業態は拡大へ、メンズで新ブランド

原裕章社長

　シップスは、主力業態の「シップス」で既存店の改装と商品力強化を進め、収益性を高める。ここ数年でスタートした新業態は出店などによって認知向上と規模拡大を図る。メンズカジュアルで新ブランドも始める。

（柏木均之）

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　24年2月期の売上高は243億4133万円。コロナ禍の時期はECが伸び、収束後は実店舗にも客足が戻ってくるなど、業績は回復基調にある。しかし、この間の急激な円安など生産コスト上昇が原価率を圧迫している。