しまむらは、増収増益ながら営業利益率が低下した上期の動向を踏まえ、カジュアルの「アベイル」やベビーの「バースデイ」の増収策を強める。出店戦略では新たなタイプの店を出し、都心部での多店化につなげることにしている。タイへの進出を決め海外事業を拡大するが、国内でも成長性を高めることを目指す。
(田村光龍)
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販促に一工夫
しまむらの25年3~8月連結は売上高、営業利益とも過去最高となったが、増収微増益だった。アベイル、バースデイが伸ばし切れなかったためで、営業利益率でみれば前年同期の9.5%から9.2%に低下した。
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