テレワークの過ごし方 記者のおうち時間①

2020/06/14 06:27 更新


【センケンコミュニティー】記者のおうち時間、テレワークの過ごし方

 新型コロナウイルスの感染拡大によって、テレワークが進み、家で過ごす時間が長くなっています。繊研新聞の記者も在宅でのオンライン取材や原稿執筆に働き方が切り替わりました。これまでとは違う日々ですが、少しでも楽しく、快適に過ごすために、記者が取り組んでいることを紹介します。

(繊研新聞本紙20年5月11日付)

■自転車漫画で快走気分に

 外出自粛で家に閉じこもりがちで、趣味のサイクリングにも熱が入らない状況。愛車の「ジャイアント」のロードバイクも物置で寂しがっている。こうした気持ちを奮起させるためには、自転車をテーマにした漫画を読んで気分だけでも上がるしかない。というわけで、自転車漫画5冊を厳選して紹介する。

サイクリングが趣味の記者の愛車

 まず1冊目は、自転車漫画の元祖『シャカリキ』(曽田正人著)。92~95年まで連載。当時、漫画の題材として珍しかったロードレースを描く。「坂バカ」の泥臭い走りをする高校生の主人公が自転車部の仲間やライバルと切磋琢磨して成長する物語。実写映画化もされている。

 2冊目は今の自転車漫画ブームの火付け役でもある『弱虫ペダル』(渡辺航著)。08年から連載開始。単行本の累計発行部数は2000万部を突破。アニメ化をはじめ、実写映画化、舞台化もされるほどの人気だ。主人公である千葉県北部から秋葉原まで〝ママチャリ〟で往復できる脚力を持つアニメ・ゲームオタクの高校生が本格的なロードレースと出会い、自転車の世界にはまっていく青春ストーリー。単行本は66巻まで出ているので読み応えあり。

 3冊目は、ロードレースの世界を描いた近藤史恵氏の小説を漫画化した『サクリファイス』(菊地昭夫著)。単行本全3巻。ロードレースでは「ツール・ド・フランス」などが有名だが、そうしたプロの世界で、勝つことを義務付けられたエースとサポートに徹するアシストを軸に展開する青春ミステリー。小説はシリーズ化されているので楽しみはさらに広がりそうだ。

 4冊目は、父子家庭のサラリーマンがロードバイクとの出会いから人生を変えていく『かもめ☆チャンス』(玉井雪雄著)。単行本全20巻。作者の玉井氏の趣味もロードバイクなので、自転車やレースの描写は細部までとにかく臨場感がある。

 5冊目は、変わり種の『かわうその自転車屋さん』(こやまけいこ著)。動物が主人公のほのぼのとした世界に癒やされる。(50代男性記者)

厳選した自転車漫画5冊

■ローカル店で購入したデザイン雑貨

 夫と2歳の娘の3人暮らし。娘の保育園が休園になって仕事以外は家事育児に追われ、自分の時間が皆無に等しい大変地味な毎日を過ごしている。唯一の自由は、子供が寝た後のネットショッピングタイムか。そんな関西在住の記者が、ローカル店のECで買ったデザイン雑貨を紹介する。

 オランダ「ドローグ・デザイン」のライトは、廃棄プラスチックを再利用して作られたもの。裏面にシールが付いており、壁や窓、天井など場所を選ばずに貼り付けられるのが楽しい。新興・個性派面で連載中の「新名店100選」にも登場した、大阪のセレクトショップ「ヴィジットフォー」のECで購入した(19年8月26日付)。系列店「アイシーオール」や当社大阪支社のある本町~堺筋本町エリアは近年、独創的な花屋や有力店出身者による本屋、おしゃれなカレー屋やうどん屋、バングラデシュ人によるチャイ専門店など、個性的な店が増えている。気軽に外出できるようになったら、ぜひ立ち寄って欲しい。

「ドローグ・デザイン」のライトは、場所を選ばず貼り付けられるのが楽しい(写真はパッケージから)

 「やさいのきもちかるた」は、環境負荷の農業に取り組む坂ノ途中と、子供向けのプロダクトを制作するワワワという京都の企業が作ったかるた。新興・個性派面に掲載した京都のホステル「マガザンキョウト」のチャリティー企画に賛同して購入した(20年4月22日付)。EC売上高の利益の50%を応援金として、コロナ禍で持続困難になった京都の事業者に寄付するというもの。第1弾の送り先の一つに、京都の有名クラブ「クラブメトロ」が挙がっている。関西屈指のクラブで、ここで素晴らしい音楽に酔いしれたファッション業界関係者も多いのではないだろうか。紛れもなく、記者もその一人。1日も早く日常が戻り、メトロが復活することを願っている。(30代女性記者)

「やさいのきもちかるた」は野菜の豆知識が詰まっていて大人も楽しめる

■ファッション系ユーチューブに浸る

 外出自粛、在宅時間の増加にともない、記者の生活に食い込んできたのがユーチューブだ。日常的に見るアプリといえば、インスタグラムとツイッターがほとんどだったのだが、ユーチューブが躍り出た。

 色々なファッション系動画を視聴し始めたなか、最もハマったのがカルチャー・ライフスタイル雑誌『ペン』のオリジナルドラマ「東京古着日和」。俳優の光石研さんが1回1店を訪れ、買い物をするというものだ。19年12月にスタートしてこれまでに3回、2カ月に1回の頻度で配信されている。光石さんの服への偏愛ぶりや何を買うかで揺れ動く心理がうまく表現されていて、見ているこちらも一緒に買い物しているような気分になる。1回20分前後というのも隙間時間に見やすくて良い。

 個人的に気に入ってるポイントは、毎回購入を決める前に一度その店を離れ、喫茶店や古本屋、理髪店などで時間を過ごす場面だ。「あれにするか、これにするか」と熟慮する姿に共感するとともに、余裕のある時間の使い方に〝大人〟を感じて憧れる。

 初回は4月末の時点で約35万回視聴されている。コメントを見ても好印象を持っている人が多い。他の視聴者同様、次回の配信を心待ちにしている。

「東京古着日和」の初回には、札幌を拠点とする「アーチ」が18年春に東日本橋にオープンした東京店が登場した

 新型コロナウイルスの影響で配信内容に変更があるかもしれないが、第4回はベイクルーズグループのセレクトショップ「レショップ」の金子恵治コンセプター、ユニセックスブランド「ヘリル」の大島裕幸デザイナー、広告宣伝代理業のにしのや代表でトラウザーズブランド「ニート」の西野大士デザイナーによるフリーマーケット「ウィークエンド」に訪問する予定のようだ。(20代男性記者)

「ウィークエンド」の大島さん(左)、金子さん(中)、西野さん。彼らのユーチューブ「ウィークエンドチャンネル」も面白い

■普段は食べられないお弁当を楽しみに

 一人暮らしの料理しない男にとってテレワークが進むことで生じるのは「昼飯どうするの」問題だ。外食はなるべく避けたい、でもコンビニ弁当だけでは飽きるという悩みが常につきまとう。しかし、飲食店が新たに始めたテイクアウトやお弁当がそれを解消してくれる。弁当をはしごすれば、名店が食卓で夢の共演だ。

 飲食店は営業自粛やアルコール提供の中止、客の利用控えなどで本当に困っている。普段はしていない弁当の販売や、ランチ営業の開始、軒先で野菜やアルコール消毒液を売ったり、商売を継続するのに必死だ。

 そうした飲食店を少しでもサポートしようと、SNSでは「#コロナフードアクション」「#エール飯」などのハッシュタグで応援する動きが活発になっている。

 記者もそれに乗っかり、住んでいる地域に近い東京・神楽坂の飲食店の弁当を買いにいく日々。インスタグラムで「#神楽坂テイクアウト」のタグをフォローして、前日の夜かその日の朝にどの弁当にしようかを決める。外出の回数を減らすために夕飯用と2個買うことも。

 最近買ったのは、手づかみシーフード「シーフードダイナーFINGERS」のガーリックシュリンプライス(700円)。いつも満席の店の味が割安で食べられるのは嬉しい。魚を食べたいときに買うのは「魚串さくらさく」の魚串重(1300円)。フライや焼き魚が一面に乗っかっており、魚不足を解消できる。「ちゃんこのある居酒屋水町」の日替わり弁当(600円)もおすすめ。一見普通のお弁当だが、みそ汁代わりにちゃんこ鍋がついてくる。

 いつもより割安でお弁当を味わうことで、コロナが収束した後にもう一度食べに行きたいという楽しみもできる。飲食店のテイクアウトは二度おいしい。(30代男性記者)

「シーフードダイナーFINGERS」のガーリックシュリンプライス(700円)
「魚串さくらさく」の魚串重(1300円)

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