リユース企業が一次流通のリセールを支援 手間がかかる専門業務を請け負う

2024/05/30 08:00 更新有料会員限定


一次流通企業が自社でまかなえない業務を担う(ティンパンアレイの東京・国立にある倉庫)

 リユース企業が、新品を販売する一次流通企業のリセール業務支援に乗り出している。一次流通もリセールへの関心は高いが、査定やブランドの真贋(しんがん)鑑定などの専門業務を自前でまかなうのは負担が重いからだ。業務範囲は、一部から丸請けまでブランド側のニーズに応じる。リユース各社にとっては支援そのものが事業だが、自社の仕入れに役立てたいという思惑もある。

(永松浩介)

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社会的要請強く

 一次流通企業が、アップサイクルも含め自社商品のリセールを手掛けるケースが増えている。まだ始まったばかりだが、環境配慮の社会的要請もあり関心は高い。

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