パル 来春からルームウェア「テリトワール」本格展開

2018/11/01 06:30 更新


 パルはレディスルームウェアブランド「テリトワール」を19年春から本格展開する。大人向けのデザインでワンマイルウェアとしても着られる色柄と快適な着心地を特徴とする。パジャマ上下で5000円以下と値頃に設定する。アイテムはパジャマ、シャツワンピース、羽織り物、インナー、ソックス、レギンスなど。

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 パルが強めている「プラスワンカテゴリー創造」の一環で開発した。自宅を快適にリラックスして過ごしたいという女性のニーズが増えていることを受けて、心地良い素材使いのおしゃれなルームウェアと服飾雑貨を幅広く提案する。ターゲットは25~30歳。

 今秋冬から商品を試験販売している。今秋冬物はルームウェアのイメージを強調するため、「自宅に帰ってパジャマの前に着る服」をコンセプトに、ガウンやシャツワンピースを展開している。10月から直営EC「パルクローゼット」でテスト販売したところ、予想以上に売れている。パジャマ3900円、ガウン5900円。

 15日からゾゾタウンでの販売を開始し、認知を広げていく計画。ゾゾタウンで取り扱われているルームウェアやパジャマで検索できる商品数は多くなく、大人に受けるデザイン・色柄でも好評と見る。

 来春夏物はインナーも充実する。ブラトップとボクサーパンツのセットはシームレスで3900円。セット商品は巾着に入れて販売する。このほかシルクプロテイン加工をほどこした機能素材を使ったキャミソール、カップ付きブラトップのほか、レギンス、ソックス、スリッパなど約40型を、オリジナルで色柄豊富に発信する。

 「売れているルームウェアが低価格品かギフト向けかに二極化している中で、大人の女性にとって『こんなルームウェアがあれば』というデザイン・シルエットと、自分用に購入できる価格を実現できた」(嵐英也テリトワールディレクター兼新規事業開発担当マネジャー)という。販売はECに加え、「ディスコート」などのレディスブランドの店舗でコーナー展開していく予定。

 既存ブランドの店舗の大型化につなげていく予定だが、「ターゲット層や素材・色柄でブランドイメージがしっかり表現できた」として単独店舗展開も計画する。

19年春夏物はインナーとワンマイルウェアに広げて展開する


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