パシフィック・テキスタイルズ・ホールディングス 東レ流の経営手法で変革

2021/10/27 06:27 更新会員限定


 香港の丸編み大手、パシフィック・テキスタイルズ・ホールディングス(互太紡織)は、東レ流の経営手法を取り入れ、中長期の成長を目指す。10月1日付でパシフィック会長CEO(最高経営責任者)に就任した奥富勝東レ常任理事は「設立以来、インナーを主力にしたビジネスモデルが原動力となってきたが、変革の時期にある。全員参加で経営を高度化していきたい」と話す。ベトナムの第2工場開設を前倒しし、合繊を使った高機能テキスタイルを強化、スポーツやアウター向けの企画提案力を高めていく。

(中村恵生)

 奥富会長は19年7月にパシフィックに入り、副会長に就任。2年間、パシフィックの経営や事業運営に携わり、「安定した品質管理力、コスト管理力がある半面、インナー偏重だった。素材開発力やお客の要望を先取りした提案力も弱かった」とみる。

人事制度整備やR&D強化

 これらを踏まえて「マーケットオリエンテッドの観点を大事にしたい」とし、①販売・マーケティング体制の強化②東レグループの素材・縫製一貫型ビジネスの中核的なニット供給拠点としていく③香港上場企業としてステークホルダーに対するバランスをとった経営を推進する構え。

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