「J・プレス」メンズ19年春夏 セレクト店へ卸拡大

2018/11/06 06:29 更新


 オンワード樫山は「J・プレス」メンズで19年春夏、セレクトショップへの卸を拡大する。リブランディングを機に進めてきたカジュアル分野の立て直しが実を結び、既存と異なる販路を主力とするカジュアルブランドとの協業品も好評だ。トレンドを意識した高感度なカジュアルウェアで従来の百貨店顧客よりも下の次世代の顧客開拓を目指す。

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 外部から新たにディレクターを起用したリブランディングは来春夏で4シーズン目を迎える。この間、完成度の高いドレスアイテムにふさわしいカジュアルウェアの充実を目指してきた商品企画刷新の効果が出てきた。今春夏、秋冬とも聖林公司の「ブルーブルー」と協業したブレザーやボタンダウンシャツなどが人気だった。既存の百貨店売り場への相乗効果も少しずつ出てきており、来春夏も定番アイテムでの協業を継続する。

 今秋冬から卸売りを開始したジャーナルスタンダードでの販売も堅調。来春夏以降もセレクトショップへの卸を増やす計画だ。来春夏物ではアメリカントラッドの流れを追い風にインパクトのある色・柄をモダンにしたスタイルを提案する。キーアイテムのネイビーブレザーにキャンディーストライプのボタンダウンシャツをはじめ、ロイヤルブルーやグリーンなどカラフルな「ベンタイル」を使ったアノラックやコーチジャケット、マウンテンパーカのほか、マルチストライプのシアサッカーやマドラスチェックのテニスジャケットとショーツなども揃える。

インパクトのある色・柄をモダンにしたカジュアルスタイル


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