「五大陸」19SS エスニックなビンテージスタイル

2018/11/01 06:25 更新


 オンワード樫山の「五大陸」は19年春夏、「マラケシュへの旅」をテーマにエスニック&エキゾチックなアフリカンテイストのビンテージスタイルを提案する。スパイスの赤、庭園のフレンチブルー、工芸品のランプの模様など色・柄やシルエットでリラックス、コンフォートを表現している。

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 主力アイテムのスーツは、原料からの素材開発による上質化を進める。キーワードは、ラグジュアリー×機能。春の立ち上がりは伊コロンボのシルク混ウール(11万円)やドーメルの光沢とストレッチ性に優れた「エクセル」(8万9000円)、ストレッチ性の高い平織り「コロニアル」(9万9000円)などの生地を、オレンジなどスパイスカラーを切り口に揃える。盛夏向けでは軽量で通気性が高い「エアーウェア」シリーズのほか、エルメネジルドゼニアの熱遮断生地「クールエフェクト」(12万円)やドーメルのモヘヤ混の軽量ストレッチなどを出す。

 ドレスシャツはイージーケア性を重視。既存の1万1000円の一格上として、トーマスメイソンの綿を使ったイージーケアのシャツ(1万9000円)を提案する。ネクタイでもシルク本来の風合いを表現するため西陣織の未整理の生地を使った一格上のハンドメイドタイプ(1万3000円)を出す。コートは春先にADS(アドバンスドダウンシステム)のライナー付きタイプ(5万9000円)や伊タリア・ディ・デルフィーノのウールの表地に高機能フィルムを張ったタイプ(8万9000円)などを揃える。

 カジュアルなジャケットスタイルでは、軽量で防しわ性のあるドライタッチのラッセル編みのメランジタイプ(3万6000円)、ウォッシャブル対応など高機能な伊レダのウールパンツなどを揃える。

色・柄やシルエットでリラックス、コンフォートを表現


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