アダストリアのレディスカジュアルブランド「ヘザー」のロングブーツが売れている。歩きやすさやスタイルアップ効果などをスタッフがSNSで発信し、人気に火がついた。リピーターも多く、22年末の販売開始から累計10万足を売り上げた。
ヘザーの主な客層はZ世代だ。程良い肌見せのトップやミニ丈のボトムなど、トレンドを反映したフェミニンテイストを得意としている。中心価格はトップで5000~8000円ほど。
ヒットしたブーツはミニボトムと合わせやすい膝下までの長さ。トレンドで競合の多いアイテムだが、アッパーにストレッチ性の高い合皮を採用し、柔らかくクッション性が高いソールで歩きやすくするなど、履き心地で差別化した。さらに5センチの厚底と1センチのインヒールで脚が長く見せられる。筒周りを大きめにすることで太ももやふくらはぎが相対的に細見えする工夫も取り入れた。
販売を後押ししたのが、自社コーディネート投稿機能「スタッフボード」やSNSでの販売員による発信。「ディズニーランドで1日歩いても疲れない」という投稿がバズり、認知度が上がった。以降、「公園で子供と遊べるブーツ」「推しのライブでも活躍する」など、販売員が自分のライフスタイルに合った見せ方で発信し、幅広い層から支持される商品に育った。
税込み1万1000円。販売開始当初はサイズS、Mのみだったが今はLサイズもある。スエードタイプなど新色も追加した。現在も「好調に売れている。在庫を潤沢に持ち、品切れによる機会損失の防止に努めている」(同社)という。
