オンワード樫山は東京・神宮前のバンクギャラリーで29日、高機能ダウン「ADS」（アドバンスドダウンシステム）の本格ブランド化を記念したイベントを開いた。バイヤーやメディアのほか、インフルエンサーも多数来場した。
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ADSは特許を取得した新構造で、特殊テープをキルトステッチの代わりに用いたステッチレスのダウン。羽毛が含む空気量が増えるために薄くても温かいことや、針穴が少なくダウンの吹き出しを抑える、羽毛を仕切るステッチがないためデザインの自由度が高まるなどのメリットがある。今秋冬は、NBのレディス11ブランド、メンズ6ブランドで販売する「スタンダード」と、社内公募と外部の新進デザイナーによる「ニュージェネレーション」の二つのラインを販売する。外部デザイナーは中島篤と江角泰俊を起用した。
イベント会場にはニュージェネレーションラインの商品をメインに展示したほか、DJブースやフォトスポットも設けた。
ADSは今秋、24日に立ち上げた大丸札幌店を皮切りに、全国15カ所で期間限定店を出店する。公式ECサイト「オンワード・クローゼット」でも販売している。
