北海道帯広市の中心市街地に7月6日、「藤丸パーク」がオープンした。23年1月に閉店した百貨店、藤丸を建て替えて再生するプロジェクトが進行しており、30年に予定する開業までの間をつなぎ、気運をさらに高める役割を担う。帯広の中心市街地は他の地方都市と同様に郊外に集積が進んだことで商業立地としての地盤が沈下、藤丸の閉店で最後の大型店がなくなった形で、現況は全国と共通する。一方で地域の経済や人口動態の課題は小さく、活性化の条件は比較的整っているとされている。すでにディスプレーのスペースがプロジェクトをサポートしており、藤丸パークのオープンを機にCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)グループも参画することになった。藤丸パークでの取り組みを踏まえながら、困難とされてきた地方での百貨店再生に挑む。
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