地域連携型ホテル「ノーガホテル上野」が開業

2018/11/26 10:59 更新


 地域の職人やクリエイターと連携したホテル「ノーガホテル上野」がオープンした。運営するのは野村不動産グループ。

 ホテルのコンセプトは「地域との深いつながりから生まれるすてきな経験」。観光客が多い上野駅近くの立地で、ロビーにはギャラリーとショップを設け、地場のものを中心に日本各地のアートや地域産品を揃えた。アートセンターを運営するアーツ千代田3331と連携し地域のアーティストの企画展も開いていく。

 アメニティーボックス、ハンガー、靴べら、洋服ブラシなどの室内備品は職人と協業して製作したものを使用し、レストランでも地域の食材を取り入れた料理を提供している。日曜日には地域のクリエイターなどと連携しイベントやワークショップも開き始めた。「ビジネス客よりも、インバウンド(訪日外国人)など観光客を主対象としている」とし、一般旅行者が入りやすいオープンな作りも特徴。今後、秋葉原、京都でも開業する予定だ。

地域産品を並べたショップ
開放的なラウンジ


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