知っておきたいニットの話①

2017/12/10 04:27 更新


ニットのヒットが続いています。春まで安定して売れるアイテムで、接客販売の機会も多いはず。身近なセーターのほか、様々なニットを見ていきましょう。

その前に…ニットって?

ニットは日本語では、編物のことです。1本、または2本の糸を使い、小さなループ(loop、編み目)を作って、それをつなげて製品や生地にしていきます。そのため、柔らかで、よく伸び縮みするのが特徴です。


英語のニットは、詳しく見ていくと次の3つに区分できます。

①編む、編んで作る、編み方を意味するニット(knit)②編まれた、編物の、の意味のニッテド(knitted)③編んでいる物、編むこと、編物のニッティング(knitting)です。

つまり、仕上がったもので見ると、ニットウェア(knitwear)というのは、セーターやポロシャツなど「編んで作った衣服」の総称です。ニットグッズ(knit goods)という場合は、下着や靴下類などを指す場合が多いです。

こうした最終製品としてのニットのほかに、布としてのニット(編み地、knitted fabric)があります。少しややこしいですが、大事なことなので、覚えていてくださいね。

(つづく)



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