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データでつなぐ
――23年度を振り返って。
重要なトピックスは、欧州でブレーキ事業の一翼を担ってきたTMDグループの譲渡と、日立国際電気の連結子会社化です。
TMDの事業譲渡については、自動車のxEV(電動車)化と欧州での粉じん規制に伴う、将来の事業リスクを見越した損切りです。ブレーキ事業をやめるわけではありません。日清紡ブレーキの強みである、世界トップシェアの銅レス・銅フリー摩擦材のような強くて将来的に明るい領域に、より集中するということです。
事業譲渡に伴って損失が出て、前期(23年12月期)の最終損益は赤字になりますが、一過性のものです。
――日立国際電気の子会社化について。
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