阪急西宮ガーデンズ 21日にゲート館を新設

2018/11/20 06:29 更新


 阪急阪神ビルマネジメントが運営する阪急西宮ガーデンズ(兵庫県西宮市)は21日、阪急西宮ガーデンズ・ゲート館を開業する。ゲート館は、「教育」「子育て支援」「立ち寄りスポット」をテーマとするテナント構成で、「〝住みたい町〟西宮の魅力をさらに高める施設」と位置付けている。

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 ゲート館は駅から本館に向かう連絡デッキに新設した駅直結のビルで、地下1階から地上10階、賃貸面積は7620平方メートル。阪急西宮ガーデンズの「ゲートとしての機能と店舗補完」と「文教地区の魅力向上と子育て世代にも住みよい沿線」をコンセプトに構築した。

 7~10階は関西学院大学(19年4月開校予定)の新キャンパスで、小学生を対象とした関西学院クレセントスクールも開設する。5~6階は「アップ教育企画」で、進学塾、科学実験教室、英語教室、医系受験専門指導塾、「レゴスクール」などの塾を開講する。

 4階はヘアサロンと、兵庫県で唯一「abcキッズプラス」を併設した「ABCクッキングスタジオ」、女性専用フィットネスの「ボディーズ」、3階は関西初のアップルパイ専門店「グラニースミス」とカフェレストラン、2~3階が三菱UFJ信託銀行、1階がパブ、和食店と不妊治療や出産前診断を中心とする専門クリニックが入る。

 10月1日に7層で、475台の立体駐車場と調剤薬局とクリニック(1、2階)で構成する別館を開設しており、阪急西宮ガーデンズは本館、ゲート館、別館の3館体制となり、阪急阪神おでかけカードの共通利用(一部店舗を除く)など、「一体的な運営」を進める。

 会見した館長の三輪谷雅明阪急阪神ビルマネジメント常務執行役員は「11月に10周年を迎える。幅広い世代の支持を得ており、延べ入館者数は17年度で1億7900万人となった。地域におけるガーデンズの魅力をさらに高めたい」と語った。

本館に向かう連絡デッキ部分に新設したゲート館


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