都心商業施設のレディス専門店に聞いた 新型肺炎、どう乗り切る?

2020/04/10 06:30 更新会員限定


 都心商業施設は新型コロナウイルスの影響で苦境が続く。そんな中、レディス専門店では「今だからこそできること」を販売員が自ら考え、実践し、日々前向きに業務に励んでいる。(取材は4月1~3日)

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◆インスタグラムを活用

 取り組み例の一つが、ECやブランド公式アプリ、SNSとの連動の強化だ。「ドゥーズィエムクラス」は自社EC「ベイクルーズストア」を充実している。店舗の在庫を取り寄せられる機能で、以前は店舗の在庫が複数点ないと表示されなかったのを、1点でも表示するようにした。ほかにも、店頭での接客の代わりに、ブランドの公式インスタグラムで質問を受け付けるようにした。また、ルミネ有楽町店では、販売員に「ECのお客もブランドのお客」との意識を持ってもらえるようにエリアマネジャーが声を掛けたという。

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