長瀬産業とオー・ジー長瀬カラーケミカル(ONC)は、廃棄デニム繊維や古着を原料にしたリサイクルインディゴ染料「エンジーブルー」を製品化した。カイハラとの協業でエドウインのデニムに採用された。
エンジーブルーは長瀬産業とONCとマイクロバイオファクトリー(MBF)の3社が共同開発した。MBFが確立した廃繊維から染料を抽出する酵素技術、ONCの再生染料製造技術と品質管理・量産化のノウハウ、長瀬産業が持つ国内外の染料業界やアパレル業界とのネットワークを組み合わせ実現した。リサイクルインディゴ染料を使ったデニムができるのは今回が初めて。デニムは国内で唯一紡績から整理加工まで一貫して生産できるカイハラが担う。
京都三条に構えるコンセプトショップ「エドウイン京都三条」のオープン1周年を記念した限定モデルとして10月17日から販売する。