【ミラノ=関麻生衣】2月7日に閉幕した国際素材見本市ミラノウニカ(MU)26年春夏展では、上質な素材を求める世界のバイヤーとの商談が活発に行われた。国外からの来場者数は全体の40%を占め、開催以降最多だった。過去最高の出展者数となった日本パビリオンの参加企業からは「海外の新規客との出会いの機会になった」といった声があった。
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戦略実り認知進む
723社が出展し、過去最大規模で開催された今回のMU。国外の来場者は98カ国・地域の2500社(25年春夏展が開かれた昨年1月比30.5%増)、約4800人、全体では6476社(10%増)から1万2000人が訪れた。国内からも4000社超が足を運んだ。