算数で極める達人MDへの道《第2講》㊱(佐藤正臣)

2022/06/22 06:00 更新


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月別の粗利・仕入・在庫予算を考えよう!②

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:前回の講義では、月別の粗利・仕入・在庫予算作成の手順をお伝えしました。


:へい(''◇'')ゞ。

月別の粗利率の予算作成の話に入り、せんせから「月別の粗利率の予算を決めるということは、どんなことを表していると言えますか?」という質問を受け私が答えられませんでした(T_T)


:そういえばそうでしたね(笑)

そこで私から「粗利率が低く出る場合に、考えられることとは?」というヒントを出し、Dさんが考え中のまま講義が終了致しました。

Dさん。答えはでましたか?


:へい(''◇'')ゞ。

まず、質問に対しての答えですが…。粗利率が低く出るということは、

  • 値入率が悪い商品が良く売れている
  • 値引き・セールして商品を売っている

これらのことが考えられます。

今回の講義の流れでいうと、“値引き・セールをして商品を売っている”ということを、せんせは私に伝えたかったのだと思います。


:ほうほう(^-^)。


:ですので、月別の粗利率予算を作成するということは、粗利率の月別の数字の変化は店頭の状況を表します。

例えば、イベント・セール等です。粗利率の月別予算を作成するということは、店頭の販売計画を表す、ということですね?


:ブラボー!その通りです。私のセリフを全て奪い取る理解度、文章削減にご協力頂きありがとうございますm(__)m。


:お褒めの言葉。ありがとうございますm(__)m。


:では実際に、これまで行ってきた予算設計の数字を利用して、粗利率の月別予算を作成していきたいのですが、何点か注意点があります。

A.粗利率の月別推移は基本過去データを参照する
(過去数値算出は、講義で学んだ売上のケースと同様)

B.粗利率の月別推移は店頭で起きる現象である。よって推移作成の際は必ず店頭の状況をイメージする

この2点を注意して、今回も前回の投入アイテム・SKU数を考える際に使用した、カットソーの春物の数字を使い粗利率予算を作成してみましょう。


:へい(''◇'')ゞ。

まずは、昨年のカットソーの春物商品の月別の粗利率の推移を調べてみます。3月59%、4月57%、5月50%、6月33.5%、7月23%、8月売上なし。そして、春物商品の粗利率合計は50%でした。


:ここまで順調ですね(^^)


:昨年の店頭の販売施策を思い出すと…。

3、4月は特になにもしていないのですが、値入率よりも5%前後くらい低い粗利率で出ていますね( 一一)。


:Dさん。ここは大事なポイントで、実際何もしていなくても、値入率よりも少し低めの粗利率で出てくることが多いのは、社販・友人値引き・あとポイントの使用・ECの施策などで、実際は値引きを行っていることが多いのですよ。本当にプロパー消化率なんてどう定義するのでしょうね?(笑)過去データを調べることは大事なのです。


:出た(;^_^A。せんせが、嫌いなプロパー消化率(笑)。過去データ調べるのは、本当に大事ですね。

では、続きを。5月は、ある店のイベントに合わせ、数品番値下げ商品を展開。6月は更に春物セール商品を拡大。7月はセール販売が主だったところ。しかも、春物商品の残り物なので強めのOFFこんな感じです(''◇'')ゞ。


:では、これらのことを鑑みて、Dさん数字を設定してみてください。今回の値入率の設定は、63%。粗利率の設定は、51.5%でしたね。


:へい(''◇'')ゞ。


……………(設定中)……………………


せんせ。できました(>_<)


:では、皆さん。Dさんの作成した以下の図をご覧くださいm(__)m。

 


:説明は春物だけですが、同時に夏物商品も作成しています(^^)。


:素晴らしい出来ですね。

これで、月別の粗利率の予算が完成ですね!では、字数制限がきましたので、続きは来週ですm(__)m。


:では、皆さん。次回もお楽しみに(@^^)/~~~

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佐藤正臣 95年(株)ノーリーズにアルバイトとして物流倉庫からスタートし、店頭勤務7年(レディース)。02年より(株)ノーリーズにおいてメンズ(フレディ&グロスター・ノーリーズメンズ)立上をMDとして担当。10年よりフリーランスとして活動開始。シャツメーカーの新ブランド開発の企画サポート。その他、新規ブランドの立上マーチャンダイジング計画など、様々なフィールドで活躍したのち、14年5月末、株式会社エムズ商品計画を設立。小売り企業へのMDアドバイスや専門学校での講義・また海外での講義等。現在、多方面で活躍中。www.msmd.jp

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