《トップに聞く》森常社長 森常英氏 糸染めから事業の幅を広げる

2024/10/25 13:00 更新有料会員限定


森常英氏

 北陸の糸染め大手、森常(石川県かほく市)は糸染めと糸加工を組み合わせるなど、付加価値を追求し続けてきた。近年はテキスタイルにも力を入れ、従来の合成皮革に代わるモノマテリアルの「クアルテック」を開発した。新たに生地染色にも参入し、25年初めの稼働を目指す。

(中村恵生)

【関連記事】糸染めの森常、合繊生地の染色に参入 6億円投資し短納期に対応

 当社はポリエステルやナイロンの糸染めを手掛け、北陸でも最大規模の生産能力を持っています。元々は地場の細幅テープ産地向けが中心でしたが、廃業などもあって年々縮小傾向にあったため、15年前ぐらいから新たな用途として、カーシート向けを開拓しました。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事