ブラックフォーマルの四ツ葉ドレス “品質と納期”に愚直に取り組み信頼へ

2024/06/26 13:00 更新有料会員限定


1着をそれぞれの担当で携わりチームで仕上げていく

 レディスのブラックフォーマルの縫製工場の四ツ葉ドレス(山形県酒田市)。本社工場と縫製のラフィネ工場で、裁断から縫製、プレス、検品、ハンガー納品の一貫体制で、設立以来変わらない「品質と納期」に愚直に取り組み続けている。東京ソワールの協力工場として、またエンドユーザーからも高い信頼を得ている。人材教育や品質を落とさない作業効率化、働き方改革にも取り組み、工場の存在感を示している。

立体的で黒い仕上がり

 ブラックフォーマルは、「レディスのほかのウェアの製品とは異なる難しさがある」とは、創業者の尾崎武司会長。工場設立時はブラウスを主力に行っていたが、84年から東京ソワールとの取引が始まるタイミングで、ブラックフォーマルに特化した。だが、今までのやり方ではミシンやアイロンでアタリが出てしまい、アタリを出さない技術の模索が始まった。ブラックのメイド・イン・ジャパンの高品質の商品をつくるために、「東京ソワールから技術指導などを受けて、切り替えには1年間くらい要した」という。

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