25~26年秋冬ミラノ・ファッションウィーク ブランドが持つ技術を歴史を生かす

2025/02/28 06:30 更新有料会員限定NEW!


 【ミラノ=小笠原拓郎、青木規子】25~26年秋冬ミラノ・ファッションウィークは、繊細な手仕事を生かしたラインが目立った。デザイナーが退任したばかりのブランドもあり、明確な方向性というより、その歴史を背景にしたクリエイションを見せるところもあった。中でも、ブランドの持つ手仕事の技を生かしながらデザインの方向性を明確にしたブランドが輝いて見えた。

(写真=グッチ、ジル・サンダー、ディーゼルは大原広和)

 ウィークはグッチのショーで幕を開けた。わずか2年の在職でグッチを去ったサバト・デ・サルノに代わり、クリエイティブチームによるコレクションだ。ショー会場の内装はサバト・デ・サルノの象徴ともいえるボルドーから一転して、グリーンで統一された円形のステージ。そこにメンズとウィメンズが登場する。

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