イタリアのミラノで開かれた「ミラノ・デザインウィーク」では、イタリア以外のファッションブランドも、新作インテリアの展示を行った。
(ミラノ=高橋恵通信員)
【関連記事】《ミラノ・デザインウィーク2023②》家具にも見えるブランド哲学
「ルイ・ヴィトン」は、国際的に著名なデザイナーたちによる11点の新作を含む「オブジェ・ノマド・コレクション」を、セルベッローニ宮で発表した。天井一面にフレスコ画が描かれた広間の壮麗な空間に、ロー・エッジズがデザインした、彫刻のような「ビンダ・アームチェア」、アトリエ・オイの大型装飾モビール「ケツァール」など、モダンなフォルムで鮮やかな色合いの家具やオブジェが映えた。中庭にはニューヨークを拠点とするフランス人建築家マーク・フォルヌによる「パビリオン・ノマド」が出現。1600枚を超えるユニークな形状のアルマイトシートを複雑に組み合わせて作られた有機的な構造体だ。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!