《めてみみ》11月11日は何の日?

2022/11/11 06:24 更新


 11月11日は「1」が四つ並ぶその様子から、様々なイマジネーションが膨らむようだ。日本では「ポッキー&プリッツの日」がよく知られる。中国では「独身の日」として毎年、消費イベントの日として大きな盛り上がりを見せる。

 プラス(+)マイナス(-)を十一に見立てた「電池の日」、11対11で競技する「サッカーの日」、日本で正式に宝石の単位のカラットを採用したのを記念した「ジュエリーデー」などが、11月11日を記念日としている。由来がすぐに思いつくものもあればそうでないものもあり、想像をめぐらすのも面白い。

 繊研新聞では毎年11月11日に、「くつしたの日」の特集を掲載している。日本靴下協会が制定したもので、靴下が二つ並んだ様からこの日に定められた。

 靴下は、靴の中にはくインナーとしての役割に加え、家や座敷に上がるときに靴を脱ぐ習慣のある日本では、人の目に触れるファッションの名脇役でもある。過去には網タイツや柄タイツ、カラータイツ、ルーズソックス、タトゥーストッキングなど、主役級の存在に躍り出たこともある。今年はレッグウォーマーを腕にはめるアームウォーマーがトレンドだ。

 これからやってくる冬は節電の呼びかけもあり、冷え対策が注目される。冬を前にしたこの日、靴下に思いを巡らせてみてはいかがだろうか。



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