丸井織物　持ち株会社制移行でマルオリグループへ　スピード経営、ガバナンスを強化

グループロゴは、手を取り合ってイノベーションを目指す姿勢を正円に込めた

　丸井織物（石川県中能登町）はこのほど持ち株会社制に移行し、持ち株会社のマルオリグループ（同）を発足した。丸井織物、倉庫精練、ウィル・テキスタイルといった事業会社9社が傘下にぶら下がり、スピード感のあるグループ経営とガバナンス強化を進める。グループ理念も一新し、ミッションとして「圧倒的な価値づくりへの挑戦」を掲げた。

（中村恵生）

【関連記事】《トップインタビュー2023》丸井織物社長　宮本好雄氏　イノベーションの年に

　37年設立でグループのルーツである宮米織物をマルオリグループに社名変更。宮米織物は丸井織物の一部株式を保有していたが、7月1日付で株式交換と現物分配し、マルオリグループが丸井織物の完全持ち株会社となった。