横浜のマークイズ、地域密着運営へ 来館者は増加傾向

2017/07/14 04:23 更新


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地域密着施策で集客力を高める

 三菱地所リテールマネジメントが運営する「マークイズみなとみらい」(横浜市西区)は、地域密着型運営を強めている。16年春から横浜DeNAベイスターズと組んで様々なイベント「ヨコハマブループロジェクト」を展開、来館者を増やす取り組みを進めている。

 16年度(17年3月期)は衣料品や旅行関係の伸び悩みもあって全館売上高は245億4300万円(前期比1.4%減)とわずかに落としたが、既存店ベースではほぼ前年並みを維持した。

 開業から3年目の前期は「上質な施設」としてのイメージが固まりつつあり、感度の高いファミリー客中心に再来店頻度が上がっている。今期は5周年に向けた改装準備など新たなプロジェクトを進め、横浜・みなとみらい地区における地歩を固める。

 16年度売上高は既存店ベースでは0.9%減とわずかに減らしたが、大型店や飲食、感度の高いセレクトショップなどは好調を維持した。また、下期の来館者数が6カ月連続、駐車台数は年間を通じて前年水準を上回るなど好調に推移した。

 業種別では大型店0.1%減(既存店1%増)、物販2.3%減(1.4%減)、サービス0.9%増(4.3%減)、飲食1.1%減(前年並み)だった。

 「みなとみらいポイントカード」のポイント付与5倍施策の認知度が上がり、カード会員の売り上げ構成比が高まっている。5倍キャンペーン時の売り上げは前年水準を超えている。

 今年3月から5月にかけて13店を新規に導入する改装を行った。3月はアヴィティスタイル(エクササイズスタジオ)、ルコックスポルティフアヴァンなど8店、4月はラコステ、パラスパレスなど3店、5月はマリメッコなど、ファッションから食物販、飲食まで神奈川初や新業態などを導入し、施設の活性化を図った。新規導入店の押し上げ効果もあって、4月は0・6%増、5月0・3%減、6月1・1%増と前年を上回っている。

 ベイスターズと連携した取り組みも行っている。地域の人たちと制作したペットボトルキャップアートの完成披露では、元ベイスターズの三浦大輔氏の協力もあって500人が来場した。

 18年6月に5周年を迎えることから、引き続き改装を含む見直しを進める。すでに5周年に向けた見直しプロジェクトをスタートしており「横浜・みなとみらい地区の中で食品などの日常的なニーズと、ロンハーマンを中心にした高品質なセレクトショップなどによって上質なイメージが定着した。このイメージを軸に、三菱地所グループとも連動しながら5周年プロジェクトを進めるとともに、美術館や周辺の商業施設と連動してみなとみらい地区全体を活性化したい」(飯島香枝館長)とする。



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