レスポートサックジャパン　日本からシナジー生む　ローカル企画が世界で好循環

　ニューヨーク（NY）のバッグ「レスポートサック」の人気が再燃している。ジャパン社の24年8月期は上期の好調さから、過去最高売上高も射程に入る。ブランドを毀損（きそん）しないよう本国からアプルーバルを得ながらも、ローカル企画で付加価値を創出している。

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日米共同で開発

　「ジャパン社の最大の強みは、日本独自の企画」と話すのは中井康滋営業統括本部本部長。コロナ禍以降、NYのクリエイティブチームと密に連携し、ジャパン社発信の商品やプロモーションを足元市場からアジアでも広げ、結果を出している。