コバオリ “米”由来のプラスチック拡販へ ベトナムで量産開始

2023/03/29 14:00 更新有料会員限定


「ライスレザー」を用いた製品サンプル

 副資材メーカーのコバオリが非食用米由来のバイオマスプラスチック「ライスレジン」を活用した製造販売事業を本格化する。ライスレジンが原料の各種包装資材の提案とともに、合皮の「ライスレザー」もラインナップに加えて訴求し始めた。海外ではベトナム北部にあるグループ会社がライスレジンの量産を開始。今後、日本も含めたアジア市場での需要を幅広く開拓する。

(小堀真嗣)

 同社がライスレジンを扱い始めたのは21年。原料を開発したバイオマスレジンホールディングス(HD)と提携し、コバオリの製販ネットワークを生かしてアパレル副資材や包装資材などの用途開拓と拡販に取り組んでいる。この間、国内の様々な見本市に出展し、引き合いが増えてきた。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ログイン契約して読む

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定サステイナブル



この記事に関連する記事