副資材メーカーのコバオリが非食用米由来のバイオマスプラスチック「ライスレジン」を活用した製造販売事業を本格化する。ライスレジンが原料の各種包装資材の提案とともに、合皮の「ライスレザー」もラインナップに加えて訴求し始めた。海外ではベトナム北部にあるグループ会社がライスレジンの量産を開始。今後、日本も含めたアジア市場での需要を幅広く開拓する。
(小堀真嗣)
同社がライスレジンを扱い始めたのは21年。原料を開発したバイオマスレジンホールディングス(HD)と提携し、コバオリの製販ネットワークを生かしてアパレル副資材や包装資材などの用途開拓と拡販に取り組んでいる。この間、国内の様々な見本市に出展し、引き合いが増えてきた。
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