金沢百番街、新幹線効果100億円増加

2016/06/30 10:54 更新


 金沢百番街(金沢ターミナル開発運営)の16年3月期売上高は229億8000万円(前期比75・9%増)と、約100億円を上乗せする大幅増収となった。15年3月に北陸新幹線が開業し、観光客が大幅に増えたことに加え、シルバーウィークが大型連休になったことなどが全体を押し上げた。

 北陸新幹線の開業でこれまでの台湾や韓国、中国といったアジアからの観光客だけでなく、「欧米からの観光客が目に見えて増えた」(金沢ターミナル開発)。国内では東京を中心に関東圏、長野や東北からの観光客が増えた。交通の便が良くなったことで各業界の会議や展示会などが多くなったことも増収を支えている。

コスメショップを導入し幅広い女性客を取り込む(ファッションゾーンの「リント」)

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