総合アパレルが海外事業を強化している。国内市場で大きな成長が見込みにくいなか、各社は海外での収益拡大を急ぐ。足元で目立つのが、M&A(企業の合併・買収)でグループに加わった企業の海外進出や事業拡大だ。買収先が持つブランドや事業基盤に、親会社の経営資源を組み合わせる動きも出ている。M&Aによるシナジーが、海外での成長にもつながり始めている。
再び投資強める
オンワードホールディングス(HD)は海外事業の構造改革を経て、再び成長投資を強めている。26年2月期の海外売上高構成比は8.3%。欧州、米国、アジアの海外事業合計では11期ぶりに営業黒字となった。米国では「J.プレス」を成長事業に位置付け、店舗やECへの投資を進める。米国J.プレス事業の売上高を24年度の14億8000万円から30年度に150億円へ伸ばし、20店体制を計画する。
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