企業の社会的責任が問われる今、企業姿勢をCMや動画を通して消費者に伝える事例が増えている。一方で、表現を一歩間違えると炎上につながりかねないリスクもある。今年は子供関連企業で踏み込んだ作品が公開され、反響を呼んでいる。
理想とのギャップ描く
今春、大きな反響を得たのはランドセルメーカー、セイバンのドキュメンタリー動画だ。7組の親子が同社の店を訪れ、ランドセルを選ぶという内容。子供が最初に選んだランドセルは、実は「保護者が選んで欲しそうなもの」という指示を受けたものだったという驚きと、「本当に自分が使いたいもの」を選ぶ時の子供の生き生きとした表情に、「泣いた」「子供が好きなものを尊重してあげたい」と、共感の声が多く寄せられた。
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