《ジーンズカジュアル定店観測11月》アウターの動きが活発に 消費マインド高まる

2025/11/21 13:00 更新有料会員限定NEW!


 ジーンズカジュアル専門店の11月16日の定店観測は、全体ではアウターの動きが活発になってきた。インバウンド需要が高い店でも国内客の購買が目立ち始めた。気温がまだ高い日もあることからアウターが鈍い店もあったが、これからの本格稼働が待ち遠しい状況だ。パンツはジーンズが順調で、冬用のジーンズも動きが良い。

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国内客が一気に増える

 西日本は昨年の11月が暖かかったこともあって前年よりも手応えが良い。タイガースブラザースは「シエラデザインズ」の60周年記念のマウンテンパーカをはじめ、アウター類が売れた。「価格が上昇していても躊躇(ちゅうちょ)せずに買う人もいた。消費マインドは上がっている」と振り返る。

「シエラデザインズ」の60周年記念マウンテンパ-カ(タイガースブラザース)

 ロフトマン1981では、「バブアー」のジャケットや「オーラリー」のブルゾンが売れた。「バブアーは今年も人気。特にレディスが良さそう」だ。ダウンは観測日以外で「ナンガ」が売れている。「カナダグース」も動いているが、例年よりは若干鈍い。

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