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ストックサービス
小ロット化に加え、無駄なものを作らないサステイナビリティー(持続可能性)の観点からも、欧州でのストックサービスへの関心が高まっている。
「前回よりサステイナブル素材を求める意識があり、ストックサービスありきで入ってきた客が多かった」と話すのは、フジサキテキスタイル。小ロットニーズが欧州でも高まっており、「日本でしか作れない素材+サステイナブル」なもののピックアップが多かった。表はリサイクルナイロン、裏は綿の二重織りやリサイクルウールジャージー、表面感がありつつ光沢やドレープ感で品の良い素材が人気だった。
東光商事は、従来から海外向けで実績があった三備地区のデニムや中肉厚地に絞って提案した。在庫を持つ点が顧客に好評だった。主な顧客のアッパーゾーンのブランドはコロナ禍後、回復基調にある。
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