池袋西武、"ゆるスポーツ"で集客

2016/07/28 06:03 更新


 西武池袋本店は今夏、〝ゆるい〟スポーツを顧客に楽しんでもらう「ゆるスポーツ競技会」を屋上で実施する。子供から大人、スポーツが苦手な人でも楽しめるようにし、夏の思い出にしてもらい、店内への回遊にもつなげる。

 世界ゆるスポーツ協会と組み、新感覚スポーツ「イタイッス」を体験してもらう。

 同種目は椅子取りゲームを派生させたもので、サークルの中心に置かれた椅子を争奪する基本ルールは同じ。参加者はサンバの音楽が鳴っている間、好きに踊りながらサークルの外側を回る。異なるのは、サークル内に無数の「健康足つぼ」が敷き詰められている点=写真。

 音楽が止まったら「激痛の足つぼゾーン」を乗り越えて、椅子を争奪する。スイスイと乗り越えられる人がいる一方、足つぼゾーンでまともに立っていられず「ほんと痛いっす」という人も。「内臓の調子が良いかどうか」も勝利を左右する。

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ブラジルカラーをイメージした足つぼ健康マットを走る「イタイッス」

 31日、8月7、14、20、21日の5日間、午後1~2時に実施。最終日には初代「イタイッス」チャンピオンを決める大会を開く。

 世界ゆるスポーツ協会は新感覚スポーツを開発するクリエイター集団。高齢化でスポーツ弱者も社会に少なくないが、「年齢・性別・運動神経に関係なく楽しめる提案で、スポーツ好きを増やしたい」(澤田智洋代表理事)という。



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