「眉は口ほどにモノを言う」ってホント?!(宇佐美浩子)

2018/02/03 12:00 更新


当コラムでも度々、話題にのぼったことのある東京、京橋にあるNFCこと東京国立近代美術館フィルムセンター

映画の歴史の一端に触れることのできる当館にて3月4日まで開催中の企画「発掘された映画たち2018」は、なんとも文化的に興味深く、シネマフリークのみならず、世代を超えて感動を共有するのではないかなぁと思う。

1991年にスタートし、今回で10回目を迎えるというこの企画は、フィルムセンターが新たに発掘・復元した映画を紹介するというものだとか。

そして今まさに、そんなムードなシネマに出会ってしまった私は、殊の外そのタイトルに心トキメイてしまったのです。

というわけで今回の「CINEMATIC JOURNEY」の最初の目的地となるのは『今夜、ロマンス劇場で』。それでは早速、その幕を開けることにいたしましょう!


ヒロインは映画にドラマに大活躍の現代日本映画界を代表する女優の一人、綾瀬はるか。「う~ん、納得!」と思われた方はきっと多いはず。

物語は「夢見る男子の夢が現実になる?!」という、前回に続き再びミラクル・ラブコメディ。(余談ではありますが、とある占星術の先生いわく「今年はミラクル・イヤー」なのだとか

映画監督志望の助監督の牧野健司(坂口健太郎)が、毎晩のように通い続けるロマンス劇場の映写室で見つけたモノクロ映画に登場するお姫様、美雪(綾瀬はるか)に恋をしてしまう。そしてある晩、常識的にはありえないことが…

愛おしくて、切なくて、最後の最後まで、観る者の目と心を惹き付けて止まないストーリー展開は、『のだめカンタービレ』『テルマエ・ロマエ』シリーズなどで大ヒット作を生み出す監督、武内英樹の新作。


本作のもう一つの魅力は、やはり何といってもヒロインの「25変化」にも及ぶクラシックでエレガントな衣装の数々。

スクリーンの中から突如現れたモノクロの世界のドレス姿の美雪が、色のある現実世界に身を置き、次第に変化する心模様に伴い色彩も変化していくとのことだ。

かつての銀幕スター(という表現がふさわしい時代)を思わせる優雅で華やかないでたちのヒロインに、きっと誰しも見惚れてしまうはず.

本作の準主役的ポジションのレトロで色鮮やかな「ロマンス劇場」や役名など、随所に配されたさり気ない隠し味も、鑑賞後の余韻をアップしてくれそう。

そして映画への愛がギュッと詰まったヒロインの台詞はことさら格別☆


今夜、ロマンス劇場で

2月10日(土)、全国ロードショー

配給:ワーナー・ブラザース映画

©2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会


***

ここでいよいよ、今回の「CINEMATIC JOURNEY」のテーマ「『眉は口ほどにモノを言う』ってホント?!」のはじまり!


「パーフェクトアーチ」という独自の理論に基づき、アイブロウトリートメントのパイオニアとしてセレブや文化人たちに愛されるブランドアナスタシアってご存知ですか?

「眉こそ、美のすべて」をテーマに2004年10月、東京にてオープンした1号店を皮切りに、現在全国27店舗へと展開し、その人気と効果はすっかり定着。

というわけで、まずはその「パーフェクトアーチ」についてのご紹介から。


  • 美術、建築、解剖学、美容など幅広い分野で得た立体に関する総合知識とアイブロウトリートメントの実績
  • 人種や性別に関係なく、その人の骨格や筋肉、フェイスバランスにより編みだされた最適で美しい眉を形づくるためのクリエイティブデザイン
  • 完璧な眉による小顔に見せる効果と、目を大きく見せる効果の確立


そこで早速、映画関連ならびに「眉」に関するとても興味深いデータをご提供いただいたので、下記にシェアいたしたく。

2017年11月に実施した20~50代男女1000人を対象に実施した「眉に関する意識調査」によると、「眉美人なタレント」の女性の第1位は、前述の映画のヒロイン綾瀬はるかさん


白くきめ細かい肌に、自然な太さとストレートなフォルム、やや濃いめの自眉の色が映え、顔全体の透明感もより一層引き立ち、かつまた天真爛漫で無垢な印象の中に、まっすぐと真実を見据えるような、凛とした大人の女性の意志を感じさせますね


とはブランド独自の分析によるコメント。参考までに、昨年『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたエマ・ストーンについては次のように↓


骨格に沿った美しいアーチと、適度な自眉感・太さのある眉が、凛とした表情を際立たせ、また顔のバランスに合った眉は、演技中の喜怒哀楽を豊かに表現し、ふとした瞬間に見せるチャーミングな笑顔をより一層引き立てていらっしゃいます


そしてまたさらに、神経内科医で脳科学者の柿木隆介先生の監修によるブランド独自に行った実証実験結果も、実に興味深い↓


自分に合った眉に変わることで、脳内でアドレナリンが分泌され、表情や行動、気持ちにポジティブで前向きな影響が表れる


また別の実証実験結果には↓


自分に似合っていない(整えていない)眉は、コミュニケーションをする相手からの視線を滞らせ、アイコンタクトを阻害してしまう


というわけで、自眉に全く自信は無いが、チャレンジ精神は有る(笑)筆者の体験レポート報告を下記ご参考までに↓


眉のクセや悩みによって人それぞれ、似合う眉は異なります。そこで注意すべきことは、自分で眉を切ったり剃ったりしすぎないことです。眉をブラッシングしながら眉毛を育てて伸ばすことで、自眉を活かした美しい眉を手に入れることができます。
とりわけ、自分に似合う形やメイク方法がわからないときは、むやみにセルフケアを行わず、プロに見てもらうことをオススメします。
なおヘアカラーや瞳の色、肌の色に合わせた眉のカラーコーデも良いですし、なりたい雰囲気や、その日のメイク・洋服のコーディネートなどに合わせて、好きな色の眉アイテムを使って表情の変化を楽しんでみてはいかがでしょう


といった数々の貴重なアイブロウ スペシャリストのアドバイスを頂きつつ、筆者のパーフェクト眉が完成!

ちなみに、この原稿の執筆は前回ご紹介した作品『ロング,ロングバケーション』のイタリア人監督、パオロ・ヴェルズィのインタビュー記事が掲載されたアリタリア航空の機内誌を眺めつつ、ローマへと向かう途中。いつもなら眠ってしまう筆者だが、前日に行ったパーフェクト眉効果というのだろうか?ただいま仕事モード全開中!

聞けばパーフェクト眉スタイル決定後に行う、「眉まわりのワックス脱毛が角質除去効果もある」とのことで、目元のスッキリ度がいつもより数段アップしているからに違いない


役柄によって、眉のデザインも変化させるとヘアメイクさんから耳にします


と語る当ブランドPR担当者のコメントと、トリートメントの仕上げに眉のメイク方法をご指導くださった「マスターアイブロウ」、そして当ブランドの独自開発による有能な眉用筆力で、「眉は口ほどにモノを言う」を日々体感ingな予感!



うさみ・ひろこ 東京人。音楽、アート、ファッション好きな少女がやがてFMラジオ(J-wave等)番組制作で長年の経験を積む。同時に有名メゾンのイベント、雑誌、書籍、キャセイパシフィック航空web「香港スタイル」での連載等を経て、「Tokyo Perspective」(英中語)他でライフスタイル系編集執筆を中心に活動中



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