ほぼ日・糸井重里さんに聞く ネットとリアルの関係性

2019/08/08 06:30 更新有料会員限定


 ウェブメディア『ほぼ日刊イトイ新聞』を運営するほぼ日が、11月開業の渋谷パルコに2店舗を出す。イベントなどを企画する「ほぼ日曜日」と、〝東京文化案内所〟をテーマにした「ほぼ日カルチャん」。ほぼ日は近年、ECも手がけながら、ギャラリー兼店舗の「とびち」、マーケット型イベントの「生活のたのしみ展」でリアルの接点も増やしてきた。その関係性について、主宰の糸井重里さんに聞いた。

 『ほぼ日刊イトイ新聞』は、インターネットがまだそんなに普及していない時から始めたおかげで、できたことはとてもたくさんあります。ただ、そこで知り合った人たちに「あれはインターネットの人たちでしょ」と思われるのは、ちょっと不本意なところもありました。同時に「ネットって怖い」というイメージもあり、安全や便利に関するコストもどんどん上がってきました。そして、よそでは囲い込みだとか、新顧客につきいくら予算を取っているとか、そういうことをやっているともう、レッドオーシャンですよね。大きな資本とは戦えません。そのまま行くのはダメだぞと思っていました。

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