ヒマラヤ 三菱商事との提携解消、株式は小森専務の資産管理会社がTOBへ

2020/12/28 16:58 更新


 スポーツ専門店のヒマラヤ(岐阜市)は20年12月28日の取締役会で、三菱商事との資本業務提携を解消することを決めた。三菱商事が保有する株式は、ヒマラヤの小森一輝専務が所有する資産管理会社のコモリ・コーポレーション(岐阜市)による公開買付け(TOB)に賛同した。

 ヒマラヤと三菱商事は11年に資本業務提携し、PBをはじめとした商品開発、サプライチェーンの高度化、店舗開発などに共同で取り組んできた。このほど両社で協議した結果、一定の成果を収めたと判断し、21年3月31日で業務提携を解消する。

 三菱商事は保有するヒマラヤ普通株式の全部(96万6300株・発行済株式総数の7.84%)をコモリ・コーポレーションによる公開買付けに応募し、売却する予定。買付期間は21年1月4日から2月1日までで、普通株式1株に付き805円、買付代金は8億121万6500円となる予定だ。



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