17-18年秋冬レディスデザイナーコレクションで人気の柄のひとつがガンクラブチェック。
千鳥格子の〝千鳥(ちどり)〟や小弁慶格子(シェパード・チェック)を多色にしたチェックのことです。
英国調チェックがトレンドに躍り出て、中でも目立つのがこの織り柄。今秋冬は細かく描いたタイプが多く、コートやジャケットだけでなく、エレガントで大人っぽいパンツやスカートも市場に出てくるようです。
本来は、スコットランドのシェパード・チェックで、生成り・黒・赤を使ったものだったとされています。
ガンクラブチェックの由来は、米国の狩猟クラブ、gun clubのメンバーが好んで着ていたことから付いたといわれています。
ちなみに、千鳥格子は日本では千鳥に見立てていますが、英国ではハウンドツース(犬の牙)と呼ばれます。面白いですね。なお、千鳥というのは、「たくさんの鳥、いろいろな鳥」という意味です。