洋品雑貨メーカー エコバッグの企画・提案に力

2019/12/16 06:30 更新


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 洋品雑貨メーカーはエコバッグの企画・提案に力を入れている。20年7月1日に義務化される予定のプラスチック製買い物袋(レジ袋)有料化が背景だ。CSR(企業の社会的責任)やSDGs(持続可能な開発目標)を意識した取り組みの一環としても推し進める。

 エコバッグ販促強化の動きが目立ってきたのは今春夏から。各メーカーが、これまでは各ブランドで販売するアイテムの一つとして見せていたのを、ブランド横断的に「エコバッグ」という一つのカテゴリーで集積する取り組みを意識的にしだした。「実際に売り場で好評」という声もあって消費者の関心も高い。20年春夏に向けては新ブランドや新素材を採用し、提案に磨きがかかっている。

〝障害者アーティスト〟と協業

 川辺は定番の「グーグーワールド」「キッピス」のほか、「ニコライ・バーグマン」のエコバッグが人気だ。それに加え、来春夏から始める新ブランド「パラリンアート」で今回エコバッグを企画した。

 新ブランドは、一般社団法人障害者自立推進機構の事業、パラリンアートと協業し、ブランド化したもの。パラリンアートの事業は〝障害者アーティスト〟と民間企業や個人がパートナーシップを組み、店舗や施設の空間演出、ノベルティーの作成などを行っている。

 今回、川辺はパラリンアートに登録する障害者アーティストから12人を採用し、その作品をバッグのボディーにプリントした。青を利かせた格子模様、ペンギンが羽をいっぱいに伸ばして泳ぐ様子を描いたものなど、自由な発想で一つひとつ個性が光る。

 ブランド立ち上げの経緯は「障害者アーティストが描いた作品に魅力を感じて、何かできないかと考えた」。今後はCSR活動の一環として、エコバッグ以外のアイテムも広げていきたいという。

原画を生かした手描きならではの暖かな風合いが持ち味(川辺「パラリンアート」)

プチギフトとして

 ブルーミング中西は、ペットボトルを再利用した米国ユニファイの「リプリーブ」を採用した。二酸化炭素(CO2)排出量を削減し、資源の消費も抑える環境に優しいポリエステル繊維だ。

 この素材を使って「リユーザブルバッグ」を作った。「シビラ」や「アガタ・パリ」など、5ブランドで出す。

 撥水(はっすい)加工して雨の日でも安心して持てるようにしたのも特徴。プチギフトとしても訴求し、リサイクル紙で作ったパッケージを付ける。

 定番の「フォション」のバッグは撥水加工したり、ハンドルの長さを変えたりして使い心地の良い仕様を見直した。

 実用的で機能的なポシェット「ポケットプラス」では、新たにエコバッグを内蔵した商品を販売する。

天ファスナーを付け防犯面にも配慮した(ブルーミング中西)

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