Gトランス、国産シャツ1.5倍売れ

2015/06/12 07:50 更新


 ジー・トランス(東京、電話03・3662・4010)は、OEM(相手先ブランドによる生産)も手掛けるメンズウエアメーカー。オリジナルの「ソンタク」の今春夏物で、主力アイテムの日本製カジュアルシャツの売り上げが前年比1.5倍と堅調だ。15~16年秋冬は、シャツのバリエーションを増やすとともに、ジャケットやチノパンなども定番化を目指す。

 春夏物のシャツは、定番のボタンダウンでオックスフォードの白(8800円)に限ると、月300枚近くと生産量は前春夏の約3倍となった。福島の縫製工場で計画生産しており、期中の追加フォローも約15日で可能だ。

ハリスツイードのジャケット
ハリスツイードのジャケット

 今秋冬物では、ボタンダウン以外にタイドアップも可能なセミワイドとトレンドのバンドカラーなどの襟型を新たに加える。両胸にフラップ付きポケットがありカフスやヨークの裏に綿サテンを付けた男らしいウールのチェックシャツ(1万2800円)も出す。

 ネルシャツは素材や色・柄を増やしており、グレー杢のギンガムで襟のロールを長くした大人っぽいタイプ(9800円)や薄手のポプリン生地で販売期間が長いタイプなどを揃える。インディゴ染めのシリーズはクレイジーパターン(1万800円)もある。一昨年、昨年と完売したグレー杢でインディゴのチェック柄は継続して販売する。

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