韓国・大邱のセレクト店「ペクスコショップ」 独創的な色柄の服に注目

2023/10/19 14:00 更新有料会員限定


 「ペクスコショップ」はモラビアン&コFXCO事業団(韓国・大邱市)が運営するセレクトショップだ。10月に開催されたファッションワールド東京(RXジャパン主催)に国外の開拓を目指す5ブランドを出展した。趣味やライフスタイルから着想を得たり、ユニークな色柄の生地を特徴にした服や雑貨を見せた。

(関麻生衣)

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 韓国の繊維産地、大邱市のファッション支援事業の一つで、21年に開業した。韓国内で7年未満に創業したブランドを販売する。ファッションワールド東京に出展したのはアパレルとバッグが二つずつと、靴が一つで、いずれも正式には世界初進出。すべて韓国生産。

「ペクスコショップ」には女性客が多く訪れ、購買層は30代後半が中心という

ジェンダーレスが響く

 アパレルは生地に個性を表現したブランドが並んだ。「フォウム」は、テキスタイルデザイナー出身のジャン・ゼヨン代表が18年に立ち上げ、21年から本格的に販売している。独自にデザインする生地は、草花をモチーフにした有機的な柄が目立つ。服はジェンダーレスで着られる。平均小売価格は10万ウォン。

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