「ペクスコショップ」はモラビアン&コFXCO事業団(韓国・大邱市)が運営するセレクトショップだ。10月に開催されたファッションワールド東京(RXジャパン主催)に国外の開拓を目指す5ブランドを出展した。趣味やライフスタイルから着想を得たり、ユニークな色柄の生地を特徴にした服や雑貨を見せた。
(関麻生衣)
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韓国の繊維産地、大邱市のファッション支援事業の一つで、21年に開業した。韓国内で7年未満に創業したブランドを販売する。ファッションワールド東京に出展したのはアパレルとバッグが二つずつと、靴が一つで、いずれも正式には世界初進出。すべて韓国生産。
ジェンダーレスが響く
アパレルは生地に個性を表現したブランドが並んだ。「フォウム」は、テキスタイルデザイナー出身のジャン・ゼヨン代表が18年に立ち上げ、21年から本格的に販売している。独自にデザインする生地は、草花をモチーフにした有機的な柄が目立つ。服はジェンダーレスで着られる。平均小売価格は10万ウォン。
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