福井県繊維協会は6日、欧米有力5ブランドのバイヤーを招き、福井市内でテキスタイル展示商談会を開いた。県内企業中心に26社が参加し、熱心な商談が行われた。
同協会ではこれまで中国など海外で独自の展示会を行ってきたが、福井にバイヤーを招致するのは初めての試み。ジェトロ(日本貿易振興機構)福井との連携で実現した。
産地の出展は八田経編、セーレン、広撚、サカイオーベックス、中健商店など幅広い業種から県内21社が参加、滋賀麻工業など県外を含む計26社がブースを構え、各社の得意のテキスタイルを持ち寄った。
中には1社でピックアップが120点となるなど手応えをつかみ、バイヤーも素材特徴だけでなく、納期や金額を確認するなど実ビジネスへの意欲も見られた。