オーストラリアのレザーグッズブランド「メゾン・ド・サブレ」は、熟練の職人技を体感できる期間限定店「ザ・クラフト・アトリエ」を渋谷モディ1階で開いている。
限定店はブランドの洗練された世界を空間全体で表現。代表アイテムの彩り豊かで上質なトートバッグをはじめ、果実やキャラクターをモチーフにした「エアタグ」チャーム、新作の「ラフィアリゾートコレクション」などをフルラインナップで揃える。


また、ブランドの哲学と物作りの裏側を伝えるため、名だたるメゾンで製作責任者を務めてきたレザー職人のトーマス・モーリスさんによる刻印の実演や、レザーグッズ作りを体験できるワークショップを開催。モーリスさんの家系に代々受け継がれてきたクラフト道具類や作業机、裁断済みのレザーパターンなども展示しており、まさにアトリエのような空間を楽しめる。6月18日まで。

メゾン・ド・サブレはニュージーランド出身のオマー・サブレさんとゼイン・サブレさんの兄弟が17年にスタート。19年に日本に進出した。2人は米経営誌『フォーブス』によるアジア太平洋州で活躍する30歳未満の起業家や研究者、芸術家などを30人選出する20年版の「30アンダー30」に選ばれた経歴があるほか、環境に配慮した取り組みなどが世界で高く評価されている。現在は150カ国・地域で販売しており、25年度の売上高は1億豪ドルを見込む。
